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ときわ路漫遊記
No.002 花園神社
楼門主屋

深緑の中に輝く、千二百年余の歴史

 花園神社は、延暦14年(795)、征夷大将軍・坂上田村麻呂が奥州下向の際に創建されたといわれています。
 大同2年(807)、平城帝より花園山と号づけられ、天長年中(824~834)には、慈覚大師・円仁が東国に頭陀の際、当山に修行し、貞観2年(860)に天台宗満願寺を興こしました。
 前九年の役(1051)、源頼義・義家親子が天皇の命を受け奥州に向かう際に立ち寄り戦勝を祈願。後三年の役(1083)、源義家が、奥州清原一族を討つため下向の際、ここ花園山にて神のお使いである猿より山王旗を戴き、遠征勝利を得て帰途、この山王旗と源氏の白旗を神社に納め、さらに社殿・末社に至るまでを建立しました。
 慶長7年(1602)、徳川家康より五十石の朱印を寄進され、以後代々の将軍から同朱印が寄せられました。
 明治元年(1868)、神仏分離で満願寺が廃止され、本地堂・釈迦堂・護摩堂・愛染堂・大黒堂・鐘楼・庫裡などが除去されました。

 年に一度の祭礼・花園神社祭礼が5月5日におこなわれます。別名石楠花祭りともいわれています。「ささら」が奉納され、その縁起は遠く前九年・後三年の役の際、源頼義・義家が奉納したのがはじまりといわれています。以来900年の長きにわたり受け継がれている伝統行事であります。(北茨城市民族無形文化財指定)

仁王像仁王像
楼門の両側には石像の仁王様が控えています。豊かで凜とした姿は、まるでお相撲さんのようです。

拝殿拝殿
楼門から続く急な石段を登ると、深緑に包まれた朱色の拝殿が現れます。正月にはたくさんの参拝者が初詣に訪れ、いつもは清閑な境内がにぎわいをみせます。

御本殿御本殿
拝殿からなお急な石段を登りつめたところに御本殿があります。向拝の頭貫には三猿が刻まれています。

三本杉三本杉
樹齢500年を数える大杉。途中から三本に分かれていることから、通称「三本杉」と呼ばれています。県の天然記念物に指定されています。

神橋から楼門を臨む神橋から楼門を臨む

花園神社

北茨城市華川町花園567 MAP
TEL 0293-43-9212

神猿授与所