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丘山抄

2010-06-05

No.010

春のウララの「瀬戸内海クルーズ」を楽しみに、3月の下旬、旅に出ました。ところが、四国は雨でした。
 金比羅神宮では、785段の石段を雨と汗でグショグショになりながら、妻と娘に助けられて、なんとか上り切りました。本宮のたたずまいも、本宮からの眺望も、雨のせいなのか、汗で曇ってしまった私の眼鏡のせいなのか、けぶってしまっていました。参拝を終えて、門前で食べた「菜の花とママカリのちらし寿司」と「讃岐うどん」の美味しかったこと、うどんはお替わり自由、3杯も食べてしまいました。
 それから、瀬戸内海を渡って小豆島へ。小豆島では、岬の分教場にも、依然として春の雨が降り注いでいました。銚子渓も寒霞渓もそぼ降る雨。しっとりとした雰囲気の中で、追憶に浸りました。私が小豆島に初めて行ったのは、教員になって初めての修学旅行でした。生徒たちと宿泊したホテル、「銀波荘」を探しましたが、残ってはいませんでした。往時渺茫、過ぎ去った時間の長さを実感しました。
 更に瀬戸内海を渡って姫路城へ。4月からは姫路城が無くなってしまうというような旅行会社の宣伝が利いたのか、平日というのに、入場制限がされるほどの見学者の数。長い列を作って長時間並び、天守閣に入ると、中は、まさに、押すな押すなの人の波でした。脚力に不安のある身では、我が身を守るのにやっとで、妻と娘の必死のガードで、ようやく見学?を済ませました。しかし、百間廊下のほうは、見学者もまばら、ゆっくりと見ることができました。ホットして城から出ると、ようやく雨が止んでいました。
  春に三日の晴れなしとかや椿落つ (安)

 

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